第17回日本時間生物学会学術大会を終えて
日本時間生物学会会員、関係各位の皆様
平成22年11月吉日
吹く風に冬の到来を感じるこのごろですが、学会会員の皆様、関係各位の皆様におかれましてはご健勝でお過ごしのことと拝察いたします。
このたびは第17回日本時間生物学会に際しまして多大なるご理解、ご支援を頂きまして心よりお礼申し上げます。 おかげさまで平成22年11月20日(土)、21日(日)の両日にわたり早稲田大学国際会議場・井深大記念ホールにおいて本大会を恙なく開催し、成功裏に終えることができました。久しぶりの週末開催であり、都心の交通至便な会場であったことから最終的に例年を上回る約300名の参加者を得ることができました。計6つの基礎系・臨床系シンポジウム、Prof. Francesco Benedetti (Scientific Institute and University Vita-Salute San Raffaele, Milano, Italy)及び Prof. Serge Daan (University of Groningen,The Netherlands)による特別講演と教育講演、3名の学術奨励賞受賞講演、7名のポスター賞受賞講演とプログラムも充実しており、非常に内容の濃い大会であったとのお褒めの言葉を多くの会員の皆様からいただきました。本学会を盛会に持てたことを開催スタッフ一同大変喜んでおります。学会会員、関係各位の皆様に重ねて御礼を申し上げます。
本大会のテーマは「トランスレーショナル研究・実用化研究の推進をめざして」としました。基礎と臨床の研究者の融合を進めようという機運は1994年に生物リズム研究会と臨床時間生物学研究会が合流して日本時間生物学会が発足した当初から絶えることなく続いております。本学会の成果が時間生物学領域のトランスレーショナル研究のさらなる推進に役立つことを祈念しつつ御礼のご挨拶とさせていただきます。
終わりにあたり、本学会開催にあたり一貫してご支援をいただきました日本時間生物学会理事の皆様、プログラム委員の皆様、開催スタッフに厚く御礼を申し上げます。また本学会には多くの企業の方々からも多大な御支援をいただきました。心から御礼を申し上げます。
第17回日本時間生物学会学術大会大会長
三島和夫
第17回日本時間生物学会学術大会優秀ポスター賞受賞者(敬称略)
<基礎・科学部門>
池野 知子 (大阪市立大学 理学研究科 生物地球系)
渕側 太郎 (岡山大学 大学院環境学研究科 進化生態学)
中根 右介 (名古屋大学 大学院生命農学研究科 動物機能制御学研究分野)
田原 優 (早稲田大学大学院 先進理工学研究科 電気・情報生命専攻 生理・薬理研究室)
中村 孝博 (帝京平成大学 薬学部 薬学科)
<臨床・社会部門>
本間 元康 (国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 成人精神保健研究部)
秋光 修身 (高知大学 教育学部 環境生理学教室)
■お問い合わせ先
第17回日本時間生物学会学術大会大会事務局
国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 精神生理研究部
〒187-8553 東京都小平市小川東町4-1-1
TEL: 042-346-2014 FAX: 042-346-2072
E-mail: jsc2010@ncnp.go.jp
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